仕事やプライベートで相手と会話するときに何を話していいか分かりません。
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雑談や話がスムーズにできるように上手くなりたいです。
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どうすればいいですか?
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【20代女性 販売】
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❶ 仕事でうまく話すにはどうすればいいの?
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仕事中に上司や同僚と話そうとしてもいい話題が思いつきません。
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すぐに会話が途切れてしまいます。
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共通の話題や接点がない相手と話すときにどうやって話せば分かりません!
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何を質問すればいいの?
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最初に結論から言うと、相手にとって聞いてほしいことを質問するのが大切なんですよ!
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「自分の言いたいことを聞いてほしい」という考えを、まずは横に置くわけです。
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どうして言いたいことがあるのに言わないの?
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なぜかというと、相手はこちらの話に関心がない場合が多いからです。
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相手と仲が良い場合は、スムーズに話せることもあるかと思います。
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また、こちらの話し方には何も問題がなく、そもそも相手の性格などに原因がある場合もあります。
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ですが、「何を話せばいいか分からない」と感じているいうことは、こちらに問題の原因がある可能性が高いわけですね。
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具体的にどうすればいいの?
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例えば、仕事中に同僚のAさんに対して業務の進捗状況を伝える時です。
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こちらが「現在は○○です。」だけで終わってしまうと会話が続きません。
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そのため、「現在は○○です。Aさんはどんな感じですか?」と質問を続けると、その後にAさんが答えて会話が続くというわけです。
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必ず効果があるとは限りませんが、よかったら試してみてください。
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- 相手はこちらの話に興味がないことが多い。
- 会話では、こちらの意見だけで終わらないようにする。
- 会話の終わりに相手に対する質問を続ける。
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❷ 話し方を注意されるのを改善したい!
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仕事中に上司から話し方を注意されます。
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「いつも同じ話題ばかり」とか「ネガティブな話が多い」と言われます。
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どうすれば改善できますか?
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どうして役に立つ話をするの?
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結論から言うと、相手に役立つ話をすることで会話が弾むからなんです!
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たいていの人は、自身にとって便利なことであったり身近なことに興味を惹きやすいと言われています。
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そのため、相手に役立つことや得することを話せば、話題が増えて話の内容もポジティブになるというわけですね。
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どういうシチュエーションで話せばいいの?
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例えば仕事中、急に上司が使用するパソコンが動かなくなり困った様子が見られているときです。
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そのような場合、「以前に私も同じ状況になって、〇〇したら動くようになりました。」というように、相手が役立つ話をするように心がけることが効果的です。
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もちろん、話し手がパソコンに詳しくない時は使えない方法ですが、他のシーンでも相手にとって役立つ話は会話が弾みやすいと言われています。
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他にもいい話し方はあるの?
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一例として、「相手に共感する」という話し方もありますね。
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部下や後輩に注意する際に、普通に注意するだけでは相手にストレスを与えてしまい、こちらの印象が悪くなってしまいます。
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とはいえ、仕事ではどうしても相手に注意しなければならないときもあるかと思います。
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そのような時は、「私も以前に同じことをやってしまったから痛いほど分かるんだけど、これは間違いだよ。」という言い方があります。
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これにより、相手に対し「自分だけが失敗したわけではない」という気持ちにさせ、前向きな気持ちで話を聞いてもらえるというわけです。
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もちろん、実際にこちらが同じことをやっていなかったとしても、それは重要ではありません。
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ここで必要なことは、「相手に共感する言葉」を発するということです。
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- 相手に役立つ話をする。
- ポジティブで中身のある内容が好印象。
- 部下や後輩への注意は共感することが大事。
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他にも話し方について記事を書きましたのでこちらからどうぞ。
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❸ 同僚から話し方を馬鹿にされるのが嫌です。
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同僚から話し方を馬鹿にされます。
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会話中に「何を言っているのか分からない」とよく言われます。
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私としては一生懸命伝えているつもりなんですが…。
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どうすればいいですか?
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どうして結論を最初に言う必要があるの?
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いきなり答えを言ってしまうと、先に話の結論を言うと内容が分かりやすくなるからなんです!
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それによって、聞き手は「これから〇〇の話が始まるんだ」と認識でき、話を理解しやすくなるというわけです。
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どういう風に言えばいいの?
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例えば、コンビニにお茶を買いに行き、それは新発売の商品であったと相手に伝えたいとします。
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結論を意識せずに言うと、「今日のお昼にコンビニに行ったんですよ。そしてお茶を買ったら、それが新発売の商品だったんです。」となりますね。
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これを結論を先にして言い換えると、「新発売のお茶があったんですよ。それは今日のお昼にコンビニで行って買ったんです。」となります。
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上の例では話が短いので、あまり実感が湧かないかもしれません。
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ですが、話が長くなるほど効果があるので、日常会話の中でトレーニングしてみてくださいね。
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どんな会話でも結論を先に言ったほうがいいの?
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主に仕事で使うことをおススメします。
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というのも、プライベートな会話で結論から先に言うと相手の気分を害する場合があるからです。
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もちろん仕事では、「早く分かりやすく」要点を言うことが求められます。
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プライベートではどう言えばいい?
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例を挙げると、「それは〇〇だから、ちょっと嫌かな。」のように、結論を後にして話し方をマイルドにすることが効果的です。
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なぜなら、プライベートの場で友人に「嫌だ。それは〇〇だから。」と言うと、相手を傷つけてしまう可能性があるからなんです。
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書籍などでは、「欧米では結論を先にいうのが常識」というように書かれています。
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ですが、それでは「性格がキツい」や「気が強い」という印象を与えるかもしれないんです。
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「プライベートでは結論を後にするもあり」というわけなんですね。
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- 結論を先に言うと話が分かりやすくなる。
- 特に仕事においては効果的。
- プライベートでは結論を後にするのも有効。
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