・話すのがめんどくさい。
・話す内容がまとまらない。
・話すと涙が出る。
・話すのが怖い。
・話す人がいない。
・話すきっかけがない。
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❶ 話すのがめんどくさい場合の解決策は?
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話すのがめんどくさいです。
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仕事で上司や同僚と話すのが苦手でストレスを感じます。
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それに、こちらが丁寧に話しても伝わっていないことが多いんです。
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どうすればいいですか?
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【20代女性 事務】
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話は短くてもいいの?
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結論から言うと、話は1分で伝えれば十分なんですよ!
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理由は、「そもそも聞き手はこちらの話を聞いていない」からなんです。
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聞き手は話を聞いていないという前提に立ち、説明を長くせずに1分くらいで短くわかりやすく話すことが大切というわけですね。
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どうすれば短くわかりやすく話せるようになれるの?
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話の最初に主張を持ってくればいいんですよ。
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例えば会社で上司に売上を報告する際に、
- 本年4月1日に発売した商品「A」の9月期の売上実績は、原油価格の急騰と円安が影響して全国的な売上増につながったと考えられ~(中略)~その結果、総額500万円でした。
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とするか、あるいは、
- 本年4月1日に発売した商品「A」の9月期の売上実績は総額500万円でした。理由は、原油価格の急騰と円安が影響して~(中略)~。
とした場合では、後者のほうが「最初に総額500万円を伝えている」ので、聞き手にとって話の内容がわかりやすいというわけなんです。
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説明を長くしたい場合はどうすればいいの?
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もちろん、実際には上の例文のような短い話でなく、長くする必要もあるかと思います。
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その場合は、最初の主張の後に「理由は2つあります。1つ目は、~(中略)~。2つ目は、~(中略)~。」などとして継ぎ足していけばいいんですよ。
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最初に売上実績をすでに伝えてあるので、たとえ後で伝える理由が増えたとしても聞き手は理解しやすいというわけです。
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- 話は長くせず、短く1分くらいで話そうとすればいい。
- 話の最初に主張したいことを言う。
- 主張したことの理由は後ろで継ぎ足す。
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❷ 話す内容をまとめるにはどうすればいい?
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話す内容がまとまらないです。
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話すときに、言いたいことがたくさん浮かんできてしまうんです。
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何から話していいか分からなくて、うまく話せません。
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良い解決方法はありますか?
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話す内容がまとまらないときはどうするの?
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結論からお伝えすると、シンプルに「一番言いたいこと」を最初に言えばいいんですよ!
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理由など他に言いたいことがある場合は、「一番言いたいこと」を言ったあとに付け加えていくイメージですね。
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そうすれば、話す内容がまとまってくるというわけです。
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理由はいくつ言えばいいの?
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目安としては、3つですね。
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多すぎると話がまとまらなくなるので、3つの理由なら聞き手としても話の内容を覚えやすいというわけです。
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もし3つ以上の理由を言いたい場合は、一度話を終えてからの方がいいですね。
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結論を先に言うと相手に反対されそうで話すのが怖い場合は?
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確かに、聞き手に結論を先に言うと自信ありげに思われてしまい、こちらの主張を反対されることもあるかもしれません。
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また、聞き手が傷つかないか等と考えて怖くなってしまい、言いたいことをぼやかしてしまう場合もあるでしょう。
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ですが、そこで話をぼやかしてしまうと、結局は話の内容がまとまらず、聞き手に話が伝わらなくなるということになってしまいます。
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そのため、心配されるようでしたら仕事では結論から伝えるようにして、プライベートで友人と話すときはあまり考えずに話すことをオススメします。
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- 難しく考えず、最初に「一番言いたいこと」を言う。
- 次に、その理由を3つ入れる。
- 仕事用とプライベート用の話し方は分けてもいい。
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話し方について他にも記事を書きましたのでこちらからどうぞ。
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❸ 話すと涙が出るのはどうすればいいの?
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話すと涙が出てしまいます。
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人と話すのが怖くて、説明をちゃんとしなきゃいけないと思って話が長くなってしまいます。
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なので、相手には話の内容が伝わらないことが多いです。
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いろいろと考えてしまい、涙が出ることもあります。
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解決できる方法はありますか?
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簡単に話せば涙が出なくなるの?
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そもそも、難しく話そうとすると相手に内容が伝わらないことが多いんです!
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人が話す目的は、難しく伝えることではなく、相手に内容を伝えることですよね。
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ですので、簡単に話すことで相手に内容が伝わりやすくなり、結果的に話すことが怖くなくなって涙も出なくなるというわけなんですよ。
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簡単に話したら相手に馬鹿にされるんじゃないの?
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確かに簡単に話しすぎると、話す相手によっては馬鹿にされることもあるかもしれません。
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ですので、話の中に専門用語を入れた方が良い場合もあります。
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とはいえ、基本的には人と話すときには相手を学生さんや年下で自分よりキャリアの少ない後輩だと思って話すと簡単に話せると言われているんです。
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つまり、「相手が分からないことを教えてあげる」姿をイメージするわけですね。
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- 簡単に話せば話すのは怖くなくなる。
- 相手によっては専門用語を入れて話す。
- 話すときは、相手に分からないことを教える姿をイメージする。
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